つら〜い肩こり、腰のこりにお困りの方、なかなか治らずに「こり」を繰り返す方。
体のこりは、筋肉の疲れが溜まってしまった状態です。
筋肉は骨の周りで骨の動きを支えるように働くので、歪んだ背骨は筋肉に必要以上の負担をかけたり、筋肉を衰えさせる原因となります。
背骨の歪みを直して、筋肉との正しいバランスをとること。これが「体のこり」を解消する大きなポイントです!
■「背骨」と「体のこり」の関係
―背骨の歪みが「体のこり」を引き起こす!―
背骨が曲がると、背骨の周りの筋肉に負担がかかり筋肉の疲労が生じます。その筋肉の疲労の状態が、筋肉の「こり」を起こしています。
背骨の歪みを矯正し「姿勢」を改善することで、筋肉の負担を減らし、こりの原因となっている筋肉の中の様々な滞りを解消することができます。
■なぜ体がこるの?
「こり」は筋肉に起こります。
筋肉には静脈の血液が流れていて、筋肉の伸縮運動でその血液を流しています。
しかし長時間の同じ姿勢や動作、長時間の悪い姿勢等によって背骨は曲がり、筋肉には常に力がかかってしまい、血液の流れが停滞してしまいます。
その血液が酸化したり、乳酸物質などが溜まって「こり」となるのです。
その他にも筋肉が弱い、骨の変形性、筋肉のバランスが悪い、内科的問題、ストレス、緊張等様々な要因によって体の「こり」は起こります。
■「こり」を放置しておくと・・・
―こりが引き起こす様々な症状―
「体のこり」は放置しておくといろいろな状態を引き起こします。
大きなトラブルとならないよう、「こり」のうちに「こり」の原因を改善しましょう。
早めの処置が健康への近道です!
●「肩こり」を放置しておくと・・・
あなたが肩こりを感じ始めてからどれくらい経過していますか?
どのように状態が変わっていますか?
肩こりを放っておくと、不快感や痛みといった体のの変化が少しずつ強くなり、その症状が取れにくくなります。
・針やマッサージで4〜5日楽だったものが、施術を受けてもすぐ不快に戻る
・寝違えが増えた
・姿勢が悪くなった
・呼吸が難しくなった
・頭痛、手のシビレ、四十肩、五十肩等・・・
いずれかにあてはまる方は、肩こりが原因かもしれません。
まずは背骨から、体の不調を見直してみませんか?
●「背中のこり」を放置しておくと・・・
始めは姿勢が悪く見えるぐらいですが、「背中のこり」は肩こりや腰痛を引き起こします。
さらに「背中のこり」によって背中の筋肉に無理な力が掛かり「肉離れ」「筋膜炎」などの症状へ発展することもあります。
また「背中のこり」は肋骨の動きを悪くさせ、呼吸が浅くなる等の状態を引き起こしてしまいます。
姿勢を良くして、背中の不快感を改善しましょう!
●「腰のこり」を放置しておくと・・・
長時間の同じ姿勢や同じ動作は、腰の筋肉に疲労をもたらします。
腰への筋肉疲労が蓄積された結果、慢性の腰痛を引き起こします。
さらに急激な力や圧力がかかると筋肉、筋膜を傷め、「ギックリ腰」となります。
慢性的な腰痛、定期的な「ギックリ腰」は次第に足に痛みやシビレを伴います。
椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症等は、強い痛みがあらわれます。
ここまで来ると、改善にはかなりの時間と努力が必要です。
「腰のこり」は少しづつの変化ですが、放置することにより症状が悪化していきます。
慢性的な痛みを抱えないように、背骨をまっすぐにして、腰に負担のかからない体をつくりましょう。
●「足のこり」を放置しておくと・・・
長時間の立ちっぱなし、座りっぱなしによって「足のこり」は発生します。
長時間の座りっぱなしにより、股関節が曲がってリンパ等の流れが悪くなって起こる場合もあります。
太ももや下腹部など下半身の筋肉の「こり」は、骨盤内の血行不良を起こしやすく、生理痛を悪化させる原因にもなります。
このような、筋肉の「こり」や疲労による血液やリンパ液の停滞は、さまざまなトラブルの原因となっているのです。
■「こり」は体の内側からのサイン!
「肩のこり」は体の内側からのひとつのサインです。心臓、すい臓、胆嚢、肺の異常や精神的ストレス等、それぞれのサインが肩に痛みや「こり」で現れます。
「たかが肩こり」「されど肩こり」、少しいつもと違う「こり」と思われるときは専門の病院に行くことをお薦めします。